来年は晴れますように

先ほど、威徳天満宮の獅子舞が無事に終了しました。

東京のほとんどの場所では考えられないと思いますが(僕が知らないだけで下町の方ではまだあったりするかも)、獅子舞が地区の家を一軒一軒回っていきます。獅子を見て子どもが大泣きしたり、犬が怖がって逃げ回ったり。柿の葉寿司や栗入りの赤飯むすびなど、各ご家庭から様々なおもてなしも頂きました。こういうのなんだか懐かしいな、と感じました。

何が懐かしいのか。また謎の郷愁なのかとも思いましたが、ニューヨーク郊外に居た頃のハロウィンに似てることに気づきました。日本では有名無実の「トリック・オア・トリート」です。もちろん意味合いはかなり違いますし、ハロウィンは子どもの方が歩いて回ります。それでも、近所を巡りなんとなく各家庭の空気を感じることができるイベントというのは、似てると言えるんじゃないでしょうか。

こういう行事は好きな人も嫌いな人もいると思いますが、場所による物理的な枠組みの中での繋がりがあるかないかは「いざという時」への耐性が全然違うなと9・11後のアメリカ、3・11後の日本を体験して感じました・・・とか、ちょっと無理やりそういう大きな話に繋げようと思ったんですけど、単純に色々な人の笑顔が見れて楽しい一日でした。笛の出来はとにかく笑

ハレの日とはこういうものなんですね。次はもっと練度を上げて馳せ参じたいところです。