遠いからこそ話しやすいという

先日つくった動画を某所で共有したら、アメリカ人の林業屋さんが「日本の輸入業者は基準が厳しくて取引が面倒」と言ってました。その後に続いたのは「中国や韓国なら何でも買ってくれるんだけど」という話。先日も韓国が日本ではワケの分からない規格の原木を輸入していると別の場所(日本)で聞いていたので、中国や韓国での木材利用についてもっと探ってみないとなと思う次第です。

そのアメリカ人の林業屋さんは寺社仏閣用の高品質で高樹齢な原木も扱うということだったのですが「そういう木は最近めずらしくなっちゃって」とのことです。おーアメリカの広大な大地でもそんな感じなんだ思う一方で、オーストリアのオシアッハ研修所所長さんは「そりゃうちの森なら樹齢の多様性いくらでもあるよ、そう計画してんだから」みたいなことを言ってたことを思い出したり。

こういう感じで、サラッといろんな場所からいろんな視点で話を集めていけると楽しいなと思います。次は西粟倉の林齢構成や、単木データ、地形データなんかを共有して色々話をしてみたいです。以前村でやっているレーザー測量の話をしたらわりと食いつきがよかったので。ちょっとクリアしなきゃいけないハードルが幾つかありそうですが、チビチビとやっていきたいです。

日本だとFBに「日本の林業」というグループがありますが、何となくまだあまり投稿できてません。実務レベルでの関係がいろいろでてきそうだからですかね。こちらもそのうち…。