世界一のツリーとヒノキ教

こんなプロジェクトをご存知でしょうか。

とてもカンタンに言うと、富山から全長30mのアスナロを神戸に移送、植樹してクリスマスツリーにする!という試みです。

ところが、コレかなり炎上しました。 Google トレンド を見る限りだと、植樹式のあった17日頃から一週間ほど話題だったみたいです。

ほぼ日も絡んでるにしては、何とも杜撰な企画って印象です。とはいえ必ずや打倒すべき!というほど強い感情は沸いて履きませんが。

批判を読むと、金儲けの姿勢がどうとか震災の扱いがどうとかイロイロとあるんですが、中でも「木が可哀想」というのが目を引きました。

何の違和感もなくサクッと擬人化する感じ、日本ぽいなと思います。木に命を認め、その延長線上で人格のようなものも認めていく姿勢。

更に樹齢150年ともなると人間よりも長生き。そこで一種の神性みたいなものも纏わせて語るひともソコソコいるような印象を受けます。

良い悪いはおいといて、そういう感情に富む日本において、国産ヒノキの丸太が数千円だという現状は考えていかないとなーと思います。

実は材木を売るよりも「ヒノキ教」とかつくって、お布施を貰うほうが儲かるかもしれませんね。実際、方角としてはそっちを向いてるところも多いですし。

さてはて。