緑のスキットルズが好き

ハロウィンでしたね。

日本人はハロウィンなんて何も関係ないのに盛り上がるなんて節操ない/柔軟/けしからん/すばらしいなあ。という話がちょくちょくありますが、僕の記憶ではアメリカでも特にルーツとか意識されてなかったと思います。みんな非日常を楽しみたいだけなんですよねたぶん。金儲けになる人も多いし。

もう20年前になりますが、僕がいたところのハロウィンでは数人単位の子ども+親が近所のあらゆる家を訪問して、巨大な袋いっぱいになるまでお菓子をもらってました。回り終わってから、一緒に回った友達とお菓子の交換をしたりするのもあるあるだったはず。貰ったお菓子で家をランク付けしたりもしてた。

でも、たまに「あの家には行ってはいけない」みたいな所もありました。歓迎されないとかなんとか。あと、手作りのお菓子や各家庭で包装されたものは食べてはいけないというのも常識でした。何が入っているか分からない、という理由で。お化けなんかよりもそっちの方がずっと怖いよなと子供心にに思いました。

あと薬物乱用防止プログラムで毎週学校にきてた警察官はハロウィン*1には犯罪が増えるので大変だと言ってました。近所のおばちゃんが、高校生や大学生が騒ぎにこないか躍起になって確認してたのを覚えています。治安の悪い場所なんかだと学校がよくイタズラでトイレットペーパーだらけになったりしてました。

まあ色々とそういう明るい話ばっかりでもなかったですが、基本的に何も考えずお菓子が貰えるので楽しいお祭りでした。クリスマスやバレンタインとかよりも、ハロウィンが日本で盛り上がるのはあってる感じがします。好きか嫌いか、正しいか間違ってるかは置いといて。

次はサンクスギビングですね。これは流石に日本上陸しないで欲しい。

*1:あとハロウィン前日の夜