怖いのは何のためらいもなく他人のためと言えるひと

だいたいにおいて「自分」が最高に楽しい、幸せであるというのを追い求めていくのが良いです。世の中はコントロールできないものばかりだけど、その中で「自分」はまだ比較的コントロールが効く側にありそうだから。何かを罵ったり、責めたりという機会も減るでしょう。

ただ、「自分」が楽しくなる方向にチカラを尽くすには「自分」という羅針盤が正しいと自分で信じる必要があります。この条件は結構ひとによって違いそうだけど、自分のことばかり考えて他人/世界と解離してしまっては…みたいなところがブレーキになる例をよく見ます。

でもそういう人の「自分」には、だいたい「他人/世界」がいい具合に溶け込んでいます。不可分なくらい。あまり気にする必要はないだろうなあと、傍目から見ながら思うことばかりです。あなたの持っている「自分」の幸せは、たぶんそんな破滅的なものではないです。

僕の周りにいるひとは、そういう「自分」の持ち方をしている。優しい人達ばかりに囲まれて生きてきたようです。