林業体験会と若者募集について

西粟倉村で、林業体験会が開催されます。

11月11日(土)ともう直近ですが、そして木薫國里さんの勉強会と被ってしまっていますが、間近で林業機械がグォングォンいってるところを見たい方、チェーンソーで丸太をぶった切りたい方、お待ちしてます。お申込みはこちらから。

ところで林業体験会というのは、だいたい最終的に林業に携わるひとを増やしたいという目的でやるものだと思います。あまり林業に触れることがないから、林業が進路の選択肢に入らないんだ!体験できる場を増やせば身近になるはず!みたいな認識。しかし。林業が身近じゃないから進路として選択しない、というのは果たして正しいのか。

オトナの仕事で、若者にとって身近なモノってどれだけあるのでしょうか。情報がいくらでも行き交いするこのご時世で、そこがどこまで影響しているのでしょうか(無いとは言いませんが)。よく「若者の車離れ」がどうだとかネットでは話題になりますが、若者側をどうこうするという視点がもう既に厳しいように思ってしまいます。

林業が楽しく安全で儲かる職業になれば身近かどうかとは無関係に若者が来てくれるはず。楽しいはまあ置いといても、安全で儲かるというのが中々ほかの業界と勝負できていない時点で、もっと林業にするべきことはあるんだろうなと思わざるを得ません。日本の山を守るんだ、みたいな志に頼るだけでは産業が回るはずもないですし。

それでもまあ、普段で林業を間近で見る機会がないというのは間違いないし、冷やかしでもこの世界に触れてみるのは面白いと思います。林業に従事するとは無関係に、もし日本の山がどんな感じで扱われているのかなんかに興味がある方は、ぜひお越しください。村内でも村外でも歓迎です。

当日お会い出来るのを楽しみにしています。

www.nishiawakuraforestry.org