何年も前に勉強したので間違ってるかも知れませんが。
天動説と地動説ってあるじゃないですか。あれでよく「天動説では惑星の動きが説明できない」ってありますよね。惑星が「惑わす」星と呼ばれる由縁のやつです。
そんでもって「このことから天動説は間違いであり、地動説が正しいことに昔の人は気づいたのです」とかいう話を学校でされるような気がします。たぶんきっと。
でもこれはウソで、惑星の動きも、天動説で全く説明できないってことは無いんです。惑星の動きをかなりフクザツなものとして捉えないといけなくはなりますが。
どうも荒唐無稽な説だとして天動説はバカにされるフシがありますが、その実態は、僕なんかには到底できない遥かに緻密な計算で裏打ちされた理論だったハズ。
じゃあ地動説はどうやって生まれたのかというと、コペルニクスが「宇宙はもっと美しく説明できるはずだ!!!」という大昔の理論に固執して頑張ったからです。
当時の最先端というよりは、ふるーい原則みたいなものに取り憑かれてひたすら計算し続けたイメージです。それで世界がひっくり返るんだから、浪漫ありますよね。
特に何かを言いたいということは無いです。科学史って面白いよねという話かも。様々な見方があるのを承知の上で、自分が納得のいくものの見方を磨き上げていきたいですね。