林野庁によると8つくらい

f:id:tabata-sunao:20171007142245j:plain オーストリアでは、山林の重要な機能を4つに定義しています。

経済的機能:原木生産の場所という意味です。レクリエーション機能:遊んだりするということですね。命の洗濯場です。防災機能:主に土砂災害への対策です。環境保全機能:生物多様性を維持する機能です。

西粟倉村の山では、ほぼ経済的機能のみが取沙汰されている状況です。日本の山はだいたい戦後に原木生産を行うためにスギヒノキを植えまくっている山ばかりなので、さもありなんといえばそうなんですが。

だからかは知りませんが、西粟倉は眼前山だらけという立地でありながら、意外と山と人とのキョリは遠いです。まあ丸太を売る仕事は儲からないし、趣味で木を育てて伐るのは大変ですからね。

将来的には西粟倉の山を単に原木を伐採する場所ではなく、もっと多様な役割を持つものとして意識できるようにし、毎日の中に浸透できればと考えています。

どうするかの答えはまだまだ見えませんが、歩き回ったりしながら探すしかありませんね。